苔の育成レポート スナゴケ・ハイゴケの増やし方③まきゴケ44日目 20150502
2015/10/25
3月にスナゴケとハイゴケの「苔の種」を育苗箱に蒔き、観察を続け今日で44日目です。先週まではほとんど雨続きだったのが一転、今週は丸々一週間晴れが続き、気温も20度近くまであがりました。基本的には降雨中心で育てる予定でしたが、あまりに乾燥が見られたため、3日に1回ジョーロで水をあげてきました。さて、育苗箱の様子を見ていきましょう。
3種類とも順調に発芽が見られました
「生ゴケをほぐしただけのもの」「乾燥させてほぐしただけのもの」「乾燥させて細かく粉砕したもの」の3種類の発芽・生長の比較を観察していますが、前回(24日目)のレポートの際は、「生ゴケをほぐしただけのもの」のみ発芽がほとんど見られませんでした。今回の観察で、他の2種に比べ明らかに数は少ないもののかぶせたキッチンペーパーの隙間からスナゴケとハイゴケの新芽が顔をのぞかせていました。
下の写真は、3種類の育苗箱を俯瞰で撮影したものですが、右から順に「生ゴケほぐし」「乾燥ほぐし」「乾燥+粉砕」となっています。見ておわかりになる通り、「乾燥+粉砕」の育苗箱が一番緑色が濃いですね。この様子から、現状『スナゴケ・ハイゴケは細かく粉砕して蒔いた方が発芽が早い』という見解に変更は無しです。
(クリックで画像拡大)
▼3種類を並べた全体像
乾燥させて細かく粉砕したスナゴケ・ハイゴケの種をまきゴケしたもの
乾燥させてほどほどにほぐしたスナゴケ・ハイゴケの種をまきゴケしたもの
生ゴケをほぐしただけのスナゴケ・ハイゴケの種をまきゴケしたもの
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観察は続きます。
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→苔の種類ごとのおすすめ培養土
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