苔庭の除草にラウンドアップを使うには?
2016/03/05
普段、苔庭の除草で除草剤を撒く時は『プリグロックスL』を使っています。以前に一度、根まで枯らすグリホサート系除草剤『ラウンドアップマックスロード』を使って試験的に苔庭に散布しましたが、全体に枯れはしなかったもののところどころ変色が見られました。それからプリグロックスに切り替えたのですが、プリグロックスは根まで枯らさないタイプなので、多年草や宿根草は一時的に枯らすだけでまた生えてくるのが悩みでした。
雑草とは一生付き合っていくものだとわかっているとは言え、少しでも手間を減らしたい。。。そこで、改めてラウンドアップを使ってみることにしました。
噴霧器を使うとダメなのかも…。
以前失敗した原因は、噴霧器を使って散布したためラウンドアップの薬液が苔にも多く付着したからだと考えています。苔への影響を少なくする方法もありますが、それで雑草をきちんと枯らすことができなければ意味がありません。
そこで、できるだけ苔にラウンドアップが付着しないようにするために…
(クリックで画像拡大)
筆で塗りました(笑)。以前、ラウンドアップでトクサ撲滅計画を企んだ時の様子の記事でもご紹介した、ラウンドアップを筆で直接塗るという地味な作戦です。トクサの際には試行錯誤の上、ラウンドアップの原液を直接塗ることが一番良いということがわかりましたが、一般の雑草には原液は濃すぎますので、多年草向けには50倍~100倍に薄めます。
ちなみにマックスロード原液直塗り作戦で挑んだその後の我が家のトクサですが、たま~にひょろっとしたトクサが顔を出すことがありますがほとんど生えてきません。根絶まであと一歩という状況です。前はちょっとしたトクサは引っこ抜いていましたが、面倒くさくてもラウンドアップ原液を筆で直塗りしています。
▼ここは玄関前ゾーン。メインの庭も含めたら…。ぞっとします。
筆で塗る。でも心配事が…。
しつこい雑草にいざ塗ろう!と思ったその時に気づいたんですが、塗った薬液が液だれする…。そのはずですよね、水で50倍に薄めているんですから。マックスロードの原液はほんの少しとろみがあるのであまり気になりませんでしたが、さすがに筆にたっぷりつけるとつける手前からぽとぽとと垂れてしまいます。
とは言ってもそれはいたしかたないことなので、慎重に液だれしないように塗るしかありません。
筆をラウンドアップに浸したら、十分んい余分な薬液をトレイ内で落としてから、そっとなでるように葉っぱや茎に塗っていきます。
「苔にかかりませんように。影響が出ませんように。」と願いながら。
そして、1週間後・・・
どうでしょう?雑草は見事に枯れていますね。
苔への影響は…?
まだこれからどうなるかは安心できませんが、液だれによる影響は今のところ確認できません。
苔に影響が出ると言われているラウンドアップも、多年草や宿根草相手に使い方次第で対応できることがわかりました。
ただ、広範囲を筆塗りしていくのはさすがにしんどいので、できる範囲をラウンドアップでネコソギ枯らし、あとはプリグロックスLでざーっと一網打尽していく、という感じでやっていこうと思います。
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