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今年こそ!庭にはびこるドクダミを確実に駆除する方法

      2016/05/07

 
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ドクダミの花

春になると「また生えてきたか…」とがっかりする雑草(?)の一つにドクダミがありますよね。古来から薬草として使われてきたドクダミではありますが、庭にドクダミが生えてきてもあまりありがたみを感じませんよね。むしろ、そのしつこさに怒りすら覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか(笑)。ドクダミは一般の雑草と違って、手で引いているだけではいつまでたっても駆逐することはできません。むしろ増えていくばかりです。今回はドクダミを“確実に”駆除する方法について解説します。

ドクダミはなぜ単純な草引きでは根絶できない?

ドクダミは花を咲かせますが(実際は花弁ではないですが)種はできません。しかし、年々その生息領域を広げていきますよね。春になると、他の雑草にまぎれて生えてくるあの紫がかったハートっぽい葉が生えているのを見てもとてもロマンティックとは思えません(笑)。ドクダミを手で引いていませんか?そして、「あれ?根っこまできれいに抜けないな。ま、いいか」と一時的にきれいになった地表をみてとりあえず取り除いた気になっていませんか?

残念ながら、ドクダミは引き続き元気に繁殖します。。。

ドクダミは地下茎による栄養繁殖で生息領域を広げていきます。地下茎は地表から数十センチの深さに達していることが多く、そんな深くに根付いているドクダミを手できれいに根まで引き抜くことは不可能です。「じゃあ、掘って抜けばいいじゃん」と思われるかもしれませんが、タンポポのように根が深いといっても下に深いだけではないんです。四方八方に広がっていて、一つの株のところを掘り下げても、根はその隣のドクダミとも、そしてそのさらにとなりのドクダミとも繋がっている場合があります。掘って抜くならドクダミが生えているあたり一帯全部を数十センチ掘って、張り巡らされた地下茎をきれいに取り除かなければなりません。ちょっとでも地下茎が残るとしばらくしたらまた復活します。「熱湯をかければ駆除できる」という話もありますがそれは一時的なもので根絶のために適した手段ではありません。
過去の記事をお読みいただいた方にはおわかりいただけると思いますが、そうです、私が大苦戦しているトクサと同じですね。地下茎って面倒くさいですよね。。。でも、トクサよりはまだドクダミの方が退治しやすいのです。土壌を散々掘り返して、場合によっては他の植栽の根っこを傷つけて枯らしてしまって、でも、ドクダミは根絶できなくて。。。という悪循環はもうおしまいにしましょう。
ケミカル(除草剤)の力を頼ることになりますが、ドクダミは地上部だけではなく、地中の地下茎をいかに枯らすかが肝になりますので、根まで効く除草剤で確実にドクダミを枯らしましょう。

おすすめはグリホサート系除草剤『ラウンドアップ マックスロード』

葉から薬剤を吸収し、根まで効果が出るタイプはグリホサート系の除草剤です。有名どころは『ラウンドアップマックスロード』です。あと、ラウンドアップより安価に抑えるなら『サンフーロン』があります。サンフーロンは、医薬品でいうとジェネリック医薬品にあたるもので、先発品と成分・効果は同じで低価格の後発品(ジェネリック農薬)です。ラウンドアップに次ぐグリホサート系農薬の販売量という実績がありますから信頼できると思います。他にもラウンドアップより安いグリホサート系の除草剤は多数あり、当サイトの姉妹サイト「お庭日和」でもグリホサート系除草剤を各種・各容量取り扱っています
いずれも土に着いたら無効化するので、土壌汚染を気にすることがありません。直接吸い込んだりすると量によっては人体に影響が出るので、神経質な方はサングラスやマスクも着用しましょう。

ラウンドアップでドクダミを枯らす手順

ラウンドアップは薄めて使うタイプの除草剤です。商品ラインナップの中にはもともと薄めてある商品もありますが、ドクダミに使用する場合は原液のものを購入するようにしてください。

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■準備するもの
・ラウンドアップ マックスロード(原液を薄めるタイプ)
・水
・トレイのようなもの(薬剤を入れるもの)
・塗装用のフデ
・ゴム手袋
※周りに枯らしてしまうと困るような植栽がなければ霧吹きや噴霧器を使ってもOKです。

ラウンドアップは太陽エネルギー(植物の光合成)を利用して葉から侵入し、根まで枯らします。効果が完成するまでに数日~1週間はみておいた方がいいので、週間天気予報をしっかりチェックしておきましょう。むこう1週間のうち2~3日以上晴れの予定で、ラウンドアップを使用する当日~翌日には雨が降らないことを確認しておきましょう。

塗布の手順

①ラウンドアップ マックスロードを25倍~50倍の間の濃度になるよう、水を混ぜて薄めます。

②塗装用のフデを使ってラウンドアップをドクダミの葉に丁寧に塗ります。この時、フデに薬剤をつけすぎてぽたぽた落ちないようにしましょう。他に枯らしたくない植物や苔があると、薬剤がかかって影響が出る場合があります。周囲に植栽がない場合は、霧吹きや噴霧器を使うとより効率的になります。

以上です。手順というほどのこともないボリュームですが、以上です。。。
ただ、中途半端にならないようにしてください。丁寧に葉に塗布すること。一つの株についている葉すべてに塗布してください。そして、塗り忘れの株を残さないようきちんと計画的に塗布していきましょう。枯らし忘れの株があれば、いずれまた地下茎で増えてしまいます。

他にもいろいろ除草剤はありますが、いずれを使うにせよ、必ずその薬剤の使用方法を確認し適切な濃度・使用方法を守るようにしましょう。

2~3回、塗布(散布)の予定をしておく

時期でいうと、一回目の塗布(散布)は4月下旬~6月くらいで梅雨に入る前。ドクダミが10cm~15cmくらいに生長したタイミングです。発生範囲が狭ければ運よく1回で撲滅することができる場合もありますが、だいたい他の後発組が生えてきます。梅雨が明けた直後にもう1回。塗り忘れの株がなければ、これでほぼやっつけれると思います。もし、その後生き残っているものがいれば、9月~10月に最終もう1回やります。

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