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苔庭の宿命!?猫の糞尿被害とその対策について

      2016/03/05

 
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苔庭に限らず、芝庭でも花壇でも坪庭でも、多くの方が猫の糞尿の被害に頭を抱えてらっしゃることかと思います。私もその一人です。これまで幾度となく猫による被害にあってきました。私自身は、それもまた庭を持つものの宿命だと考え、簡単な対策と後処理は施すもののやられたら基本的に「あー、またやられたなー」とくらいしか思わないようにしています。数多く猫の撃退方法はありますが、根本的な解決(被害ゼロ)にしようと思うと極端な対策になってしまうからです。今回は猫の糞尿被害の対策について、どんなやり方があるのかご紹介します。どれを実行するかについは、皆様のご判断にお委ねいたします。


まず知っておきたい、猫のこと

猫は“場所 ”に執着する

猫は縄張り意識が強く、意外と行動範囲は広くありません。半径数十メートルからせいぜい100メートルくらいの範囲内で行動します。その範囲の中で、自分にとって居心地のよい・使い勝手のよいポイントを決め、だいたい同じ場所で同じことをします。寝る場所、エサをとる場所、そしてトイレ。つまり、あなたの自宅の庭でいつもトイレする猫は、1匹ないしは数匹程度の同じ猫である可能性が高く、残念ながらあなたの庭がその猫にとって「トイレに最適な場所」に認定されてしまったと言えるでしょう。
また厄介なのは猫の“場所”に対する執着心が非常に強いことです。自分のテリトリーやお気に入りポイントをそうコロコロ変えたりしません。多少イジわるして近寄りにくくしても、警戒するのは最初だけで慣れてきたり命の危険がないとわかったらまた何食わぬ顔で庭に入ってくるようになります。そういう意味で猫は相当な根性を持っていますから、猫対策には根気が必要になります。

猫は学習する

平和ボケしていそうな飼い猫であろうと野良猫であろうと、猫はとても学習能力に長けている動物です。何か通常と異なる変化が起こった時に警戒はするものの、「本当に自分の身に危険があるか」をじっと観察します。昔から猫避け対策の一つとして「水を入れたペットボトルを置く」ことがありますが、今では対策として力不足と言われているのも結局猫が「あのキラキラはうっとおしいけど、何も危害を加えてこない」と慣れてしまうためです。その場しのぎの対策だけではあっさりと見抜かれてしまうというのが現実です(私はそれでいいと考えるタイプですが)。

猫の糞尿被害から守るためにできること

かなりおおざっぱに分けると、猫対策は下記の3つに分類できます

①物理的に庭に入りにくくする
②猫が嫌がることをする
③猫そのものをいなくする

①物理的に庭に入りにくくする

猫が侵入する経路に、物理的な仕掛けを行うことで庭に入れさせないようにすることですが、一番平和的な対策の代表例は「家の周りを塀・フェンス・扉で囲ってしまう」ことでしょう。しかし近年の住宅事情を考えると、敷地を完全に何かで囲ってしまうというのはなかなか難しいでしょうし、何よりも猫対策のためだけにそれをするとなるとお金もかかりますので現実的ではないかもしれません。以下に、一般の住宅レベルで行える物理的に侵入を抑制する主な仕掛けを挙げます。

●猫避けネット(防獣ネット)

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侵入経路が特定できており、そこさえ塞げば猫は入れない!という時には猫よけネット(別名:防獣ネット、アニマルフェンスなど)を部分的に設置すると良いかもしれません。ただし、庭が比較的オープンな環境で他の箇所からいくらでも侵入が可能な場合には不向きです。猫は学習し、侵入ルートを変えてきます。あまり安物だと爪でひっかかれると破れてしまうので、丈夫なものを選ぶ必要があるでしょう。

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●とげとげマット

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これも猫避けネット同様、侵入経路が狭い範囲で特定できる場合に有効です。踏んだらとげとげが痛いので入ってこれないというシンプルな対策ですが効果はあります。広範囲に設置する場合は多少美観を損ねるのがネックです。これと同類の対策法で「棒状(例えば割り箸)のものを地面にたくさん刺す」「尖った砂利を敷く」「卵の殻を撒く」などの方法があります。
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●その他
テグスやピアノ線を張る方法があります。そこは人も通れなくなりますが。。

②猫が嫌がることをする

世に出回っている多くの対策がこの「猫が嫌がることをする」もので、一般的に忌避対策と呼ばれています。このカテゴリーの中でも、猫が嫌がる内容によってさらに分類できます。主なものとしては「ニオイ」「音」「「習性(本能)」です。

嫌がる「ニオイ」で近寄りにくくする

猫避けグッズなどでも一番ボリュームが多いのがこの「ニオイ」に関連するものです。私自身はこの対策のみ実行しています。以前は「クレゾール」というフェノール系の薬物が有効といわれていましたが、猫にも人体にも有害ですし取扱い方法を間違えると大変なことになるので今は積極的にすすめる人もいないでしょう。
ニオイで猫を寄せ付けない方法はモノによっては非常に効果がありますが、いずれにしても長期間持続するわけではないので継続的に行う必要があります。また、中には猫がそのニオイに慣れてしまったり、命に危険がないと感づいてしまうと効力を失うこともあります。

●市販のニオイ系商品を使う

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ネットショップやホームセンターで探すと、実に多くの猫専用の忌避剤が売っています。ニオイ系の商品の主な特徴は即効性があることです。撒けばすぐに一定の効果が出ます。しかしいずれもニオイが長期間持続するものではないので、猫が寄り付く限り継続して撒き続ける形になります。私は2週間持続タイプのものを使っていて、よく侵入経路
として使われている部分や、糞をされたところの周囲に撒いて使っています。
▼2週連続でやられたので、今日も撒きましたよ!
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●ハーブを育てる

(▲写真は「猫不寄(ねこよらず)」。画像クリックで楽天の商品説明ページにジャンプします)

タンジーという菊科の植物を育てるという方法があります。タンジーの香りは防虫の効果もあり、たくさん育てれば庭の虫除けにもなるかもしれません。猫不寄 (ネコよらず 別名:ヘンルウダ)というミカン科の植物も忌避効果があるとされています。猫は柑橘系などの酸っぱいニオイを嫌う傾向があることから、レモングラスも猫避けに効くという噂も流れましたが、逆におなかの中の不要なものを排泄するための「猫草」として食べられてしまうようなので育てるだけ無駄です。

●家にあるものを使う ※あまり効かない
以前から「にんにく」「コショウ」「とうがらし」といったニオイのするものを撒けばいいという話がありますが、実際はニオイも長続きしませんし、あまり効果がないようです。私も過去に酢を原液のまま散布したことがありますが、散布直後は一帯が酢のニオイにつつまれていましたが数時間でニオイは落ち着き、翌日にはほとんどニオイがしませんでした。お酢が一瓶無駄になったのです。。雨など降ったら一瞬でニオイはなくなるでしょうね。

嫌がる「音」で猫を近寄りにくくする

●超音波を発する「ガーデンバリア」を使う

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超音波と聞くとなんだかたいそうな設備が必要な感じがしますが、家庭向けでリーズナブルな価格の猫避け専用の超音波器が入手できます。その中でダントツの人気と実績があるのが「猫の番人くん」、そして「ガーデンバリア」です。赤外線センサーで、猫が侵入してきた時に猫が嫌う周波数の超音波を発してくれるというものです。「猫の番人くん」は、モニターアンケートで87%の人が3ヶ月以内に猫被害が減少したという結果がでています。
この形式の機器には電池式のものもあります。広い庭や形状が複雑な庭の場合、1台ではカバーしきれないため複数台必要になりますが、ニオイ系の忌避剤を買い続けるよりも圧倒的にコストダウンになります。利用者の満足度も高いようですし、庭の警官を損なわないように設置できるので一度検討されてみてはいかがでしょうか。

▼ネコよけグッズの番人くんがおすすめです。


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▼その他の音波式の猫避けアイテム

●ガーデンディフェンス

ガーデンディフェンスDX【快適生活】

●防犯用の音が出る砂利を敷く
ホームセンターのガーデニング資材コーナーなどでみかけますが、踏むと大きく音がなる砂利を敷くという方法があります。広範囲になるとコストがかさみますが、防草を兼ねて砂利敷きにしてもよいところには良いかもしれません。ただ、人間の体重だと大きく音がなる防犯砂利ですが、猫の体重でどれほどの音が出るのかは不透明です。。

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お庭日和は、庭造り・花壇・家庭菜園などガーデニングを楽しむ方のためのお役立ち商品をご紹介するガーデニング専門通販サイトです。

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③猫そのものをいなくする

この項目については保健所がらみのうんぬんという話も含まれてくるため、私個人的には推奨していませんので今回は説明を省かせていただきます。お察しいただければ幸いです。

おまけ:いっそのこと、トイレを作ってやるという方法も…

解決策とは言い難いかもしれませんが、猫が喜んでトイレする場所を意図的に自宅の敷地内につくってやることで、糞尿被害にあいたくない場所を守るという方法もあります。それは、猫のトイレ(もしくは砂場)を設置し、またたびを置く方法です。猫がそこを気に入ってくれれば、あなたの敷地内でのトイレはそこに集中させることができるようになります。もちろん、糞の処理は設置した方が責任をもって行う必要がありますが。。。

苔を植えている場所に糞尿をされた時の対処について

色々対策を講じても、「やられた!」となることがあるかもしれません。愛着のある苔庭をトイレ代わりにされたことに腹が立つ気持ちもわかりますが、ここは冷静に苔庭への対処を行いましょう。

糞尿をきれいに取り除くことが鉄則

手間をかけて育てた苔庭に自ら穴を空けるのは抵抗があるかもしれませんが、糞をされた時も尿をされた時も、その部分より一回りくらい余裕をとって苔と土ごときれいに取り除きます。間違っても水で洗い流そうとしてはいけません。糞尿に含まれるアンモニア成分などが水で広がり、苔の枯れや変色を広げるだけです。きれいに取り除く目的は、降雨などによって枯れが広がるのを防ぐためだけでなく、また同じところに糞尿をされないようにするためです。表面だけでなく、土からごそっと取ります。
穴が空いた部分にはその種類の苔に適した培養土で穴埋めし、他の箇所から苔を拝借して貼りゴケするか、苔をはさみなどでカットしてそれをまきゴケして再生させるようにしましょう。時期と苔の種類によりますが、2ヶ月ほどすれば目立ちにくくなるでしょう。
目先の景観を気にしてそのまま放置したり、水で洗い流したりする方が後々面倒なことになるかもしれません。

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