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【苔庭の除草】草引きとプリグロックス&ラウンドアップ① 20150404

      2016/03/05

 
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ここ最近で急成長した雑草たち。苔庭だけでなく家全体の除草をしました。本当は天気予報では週末雨の予報だったのですが、見事に外れてくれたのでここぞとばかりに雑草退治を行うことにしました。プリグロックスは苔に影響の少ない除草剤と言われていますが本当でしょうか?数回に分けて、プリグロックスの効果のレポートをお届けします。

できる限り手で草を引きます

私はできる限り草引きできるところは自分の手でやるようにしています。ケミカル(除草剤)は便利なのですが、いくら安全が謳われているとしても薬物は薬物なので極力使用は控えたいところです。冬眠から覚めたばかりのカエルなど他の生き物もたくさんいるので、薬物はそういった生き物にも影響を与えます。少しでも使用範囲を減らすために手で草引きをするのです。例え1~2週間でまた元通りになるとわかっていても。。。
坪庭程度でしたら極力人力で除草することをおすすめします。

苔の中の雑草は苔が剥がれないように草を抜く

苔を育てている部分は、培養土の下に防草シートをかませているのと、ハイゴケ・スナゴケがある程度生えそろっているので下記の写真のように比較的雑草の発生は抑えられています。防草シートのおかげで根も浅く、草引きも楽です。ただ、苔のあるところは乱暴に草引きすると苔が剥がれてしまいますので、草の根本付近の苔を手々押さえながら真上に引き抜きます。根が浅いのでするするっと抜けてくれます。
(クリックで画像拡大)
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同じように苔が生えているところでも、表土が多く見えるところでは雑草はわんさか生えています。いつもはこういうところも可能な限り手で引いていますが、今回は後述のプリグロックスの効果をレポートするために何か所かはあえてそのままにしておきました。
写真を見てるだけでぞっとしますね(笑)
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厄介なのは下記のような下草系&苔&雑草が入り混じったところです。こういう状態のところにそのまま除草剤を撒くと下草まで枯れてしまいます。根気がいりますが、せめて下草付近の雑草はあらかじめ手で取り除いておく必要があります。ただ、下草と絡んでいるところはなかなか根から抜くことができないので、数日したらまた雑草に覆われるのは覚悟しておかなければなりません(泣)。
▼最も難関な箇所。左端から、玉竜→杉苔→なぜかここにチェッカーベリー→斑入りセキショウ。
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▼手でやるのはこれくらいが限界。スギゴケ部分はプリグロックスで対応。
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次は植栽の根元です。防草シートを敷いていないので、生えてからちょっと時間がたっているとかなり深く広く根が張っています。2月頃に施肥しているので、その養分も吸収して絶賛生長中!でも、根こそぎ引きます(笑)。中途半端に地上部だけぶちぶちとちぎっても意味がありません。地中の根からしっかりと抜き取ります。
▼植栽の根元は激しく雑草が(Before)
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▼手で引きました(After)
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草引きをするなりに楽しみもあります

草引きは腰も痛くなりますし、それなりに時間もかかりますが楽しみもあります。
それは、春を感じたり、生命の力強さを感じたり、自分の庭の中にちょっとしたサプライズを見つけたり…。いつも遠目から見ているだけでは気づかないことも、草引きの過程で地面に顔を近づけることで、いつもとはまた違った風景が見ることができます。今回もちょっとしたうれしい発見がありました。

▼紅葉の赤ちゃんを発見!
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雑草にまぎれて紅葉の芽を発見しました。雑に草引きしていたら一緒に引いてしまうところです。この場所から2mほど離れたところに、高さ3m強のヤマモミジが植えてあるのですが、そこから種が飛び発芽したようです。今日は時間がなかったのでそのままにしておきましたが、近いうちにポットにあげ、盆栽用にしようと考えています。

▼枯れてしまったとあきらめていたオリヅルランが復活していた!
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玄関脇のコーナーに青しだれ紅葉を植えていて、去年その根元にオリヅルランを2株植えました。この場所は軒下で普段雨がかからないので、定期的にジョーロで水やりをしているような場所です(苔には自動散水器+ミストシャワー)。ところが、今年の年明け早々に大雪が降った時、風が強かったためこの場所も20cm以上積もりました。その雪のせいでオリヅルランは1日でだめになり、茶色く枯れていたのです。雑草に隠れていたのですが、今日雑草を取り除くと、枯れた前の葉の間からちゃんと芽を出して育っていました!これには思わず「おぉ!」と声をあげてしまうほど感動しました。オリヅルランの生命力に感謝です。

プリグロックスの散布

プリグロックスは、種類としてはジクワット・パラコート液剤になります。根まで枯らすことはできず、薬がかかった葉茎だけが枯れる除草剤です。雑草にプリグロックスを散布すると、太陽光エネルギーによって薬剤が浸透し、散布後1~3日で枯れ始め、5日後くらいに効果が完成します。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、苔への影響の少ない除草剤として知られており、苔にはで除草剤を使うならプリグロックスがおすすめです。ホームセンターやネットショップでは買えません。JAで簡単な書類に記入・押印して買います(印鑑を持っていきましょう)。
▼プリグロックスは青い液体です。これを枯らす植物に合わせて薄めて使います。
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散布時の服装・道具

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散布する時は、プリグロックスが直接肌にかからないように、服装は最低限長袖・長ズボンを着用しましょう。後々洗うことを考えるとスニーカーなどよりは長靴が望ましいです。サンダルはアウトです。
私は上下分離タイプのカッパ、長靴、防水手袋(写真にはふつうの手袋が写ってますが…)、マスクを着用しています。マスク以外、使用後洗いやすいものばかりです。

散布は蓄圧式噴霧器を使っています。手でレバーをシュコシュコして内部の圧力を高め、ノズルから薬剤を噴射するタイプのものです。できる限り体からノズル先を離して作業できるよう、ノズルは延長できるタイプがおすすめです。私が使用しているのは工進というメーカーの2.5ℓのものですが、いつも1回作り足しをしているので4ℓのものを買えばよかったとつくづく思います。自宅で使用する分では別に自動でなくてもよいでしょう。まだお持ちでない方はネットでも買えますので下記チェックしてみてください。
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プリグロックス散布に関する注意事項

プリグロックスを安全に、適切に散布するためにはいくつか注意事項を守るようにしましょう。
●薬剤が肌につかない服装をする(前述)
●風が強い日は散布を避ける
●雨の日は散布を避ける(効果が極端に薄れる)
●希釈濃度は適切にする(苔の中の除草には200倍がおすすめ)
●散布時は自分は風上に立つ
●庭の中で風下に位置する場所から開始し、徐々に風上方向に移動しながら散布する
●大事な植栽にかからないように
●できるだけ散布の適期を守る(関東以西は4月〜6月)
●散布した当日はできるだけ庭に出ないようにする(特に子どもやペット!)

※その他詳細は、プリグロックス本体にも色々注意事項が書かれているので必ず読むようにしましょう。

苔庭の除草としてプリグロックスを使用するとき、200倍に薄めましょう。それ以上濃度が高いと苔に影響が出る可能性が高くなり、逆に薄いと雑草を枯らす効果が低くなります。今日はこれら注意点を意識しながら、午前8時頃散布しました。プリグロックス散布後の雑草の枯れ、苔の状態については1週間後くらいにまた報告します。
▼今日は太陽が出ていたので、散布後5~6時間で早くも変化が出始めたものもあります(中央付近の葉の大きい雑草)
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スギナ・トクサにリベンジ!

去年駆逐したつもりが、また今年も元気に何事もなかったように生えてきた厄介なヤツ、それは…。
▼スギナのスギちゃん!
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▼トクサのトク太郎一族!
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スギナもトクサも恐ろしいほどの繁殖能力を持っており、両種とも地下茎で生息領域を増やしていきます。抜いたりして表面上きれいにしただけではまったく効果がありません。スギナは自然発生したものですが、トクサは数年前に魔が差して庭に仮植えしていたものがあれよあれよとあちこちから生えてくるほど大繁殖してしまったものです。スギナもトクサも昨年駆逐を試みましたが、どうやらまだ地下茎が生きていたようです。今年も「もうすぐは~るですねぇ~♪」と言わんばかりの元気な姿を見せてくれました。
もし、この記事をお読みの方の中で「トクサを庭に植えたら和風な感じが出ていいだろうなぁ」なんて思ってらっしゃく方がいらっしゃったら、絶対止めてください!あとあと後悔すること間違いなしです!

プリグロックスも濃度を高めればスギナにも聞きますが、スギナもトクサも地下茎まで枯らさないと毎年復活してしまいますので、根を枯らさないプリグロックスでは根絶できません。ここは「ラウンドアップ マックスロード」を使います。ラウンドアップはグリホサート系の除草剤で、根まで枯らします。以前苔のあるところで薄めて散布したところ、広範囲で変色が見られたので苔のあるところでは私は使用していません。

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ラウンドアップは噴霧器を使わず、フデを使って直接スギナやトクサに塗布します。苔や他の植物に飛散すると枯らしてしまう恐れがあるので、スギナとトクサはそれほど広範囲ではないのでフデで塗っていった方が安心で確実です。25倍に薄めた薬液を塗布しました。
スギナもトクサも相当手ごわいので根絶というのは夢のまた夢なのかもしれませんが、果たして今年はそれなりの結果は出るのでしょうか?

★スギナにお悩みの方、ラウンドアップはネットでも買えますよ!
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続きのレポートはコチラへ

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