【散策 苔訪ねVol.6】ゼニゴケとタチゴケ
2016/03/05
週末に、両親の菜園に芋掘りの手伝いに行ってきました。息子は土いじりが大好きで、芋そっちのけで土をスコップですくってはバケツに入れ、を繰り返していましたがとても楽しんでくれたようです。今回は菜園の近くで見つけたゼニゴケとタチゴケを撮ってきました。
菜園の近くのゼニゴケ・タチゴケ
ゼニゴケの群生
苔園芸においてよく利用され、観賞されるのはスギゴケなどの蘚類(せんるい)で、ゼニゴケなどの苔類(たいるい)はどちらかというと気持ち悪がられがちです。しかし、蘚類よりも苔類を愛して止まない愛好家もたくさんいらっしゃるようで、聞くところによるとあの肉肉しい感じがたまらないのだとか。
ゼニゴケは田んぼのあぜ道の斜面になっている部分などでもよく見かけます。今回見つけた群生は、菜園のとなりにある神社の北側で半日陰の場所でした。
胞子体が花のようで、群生になっていると意外ときれいじゃないですか?
(クリックで画像拡大)
公園の片隅のタチゴケ
菜園のすぐそばにある公園でタチゴケ見つけました。最初ぱっとみた時はスナゴケのように見えましたが、近づいてみるとタチゴケがかなり密に群生していました。ちょうど雨上がりだったのでたくさん水を含んでいたんですね。
タチゴケはスギゴケの仲間で、スギゴケよりも小柄です。スギゴケよりも育てるのが容易と言われ、苔庭などでもよく使われる種類です。
最後に
肝心な芋掘りですが、小ぶりながらもたくさん収穫できました!
帰って早速蒸かして食べましたが、芋自体にしっかりとした味があるので、塩などの味付けをしなくてもおいしく食べれました。
菜園にはまだまだたくさんの野菜があるので、これからもちょくちょくおすそ分けを貰おうと思います。
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